飼い主さん:以前地元のドッグトレーナーの方が家に来たときに、落ち着いて話が聞けないほどうるさく吠えていたので、コタローを2階の部屋に連れていき、待機していた息子に託しました。 今回はその息子は居ないので、もし連れ出すなら私か母のどちらかが席を外すことになるかもしれません。 私:なるほど、そんなに吠えていたのですね。私が伺うご家庭で吠えていないワンちゃんなんていませんよ(笑)しかし、私が伺う時に説明前にしていただきたいことを当日お伝えします。そこで、コタローくんを静かにさせてからお話しします。ここで静かにならなかったワンちゃんは今までいませんから、どうぞご心配なく。
飼い主さん:5歳になるまでコタローの問題行動を直せなかったという後ろめたさがあって、ご近所では肩身の狭い思いをしてきました。 何度かカウンセリングを受けたり、躾のDVDや無駄吠え対策グッズを買ったりして、それなりの努力はしてきたつもりですが、改善の兆しがなく、「年を重ねると少しずつ落ち着いてくるんじゃない?」という先輩からのなぐさめを信じ、コタローの個性だから仕方がないと諦めかけていました。83歳の私の母と一緒に旅行をしたり、家にお友達を招いたり出来るようになったらどんなに楽しいだろうといつも話をしています。 母が元気なうちに諦めかけていた夢を実現したいので、是非よろしくお願い致します。 私:5歳になるまで問題行動を直せなかった後ろめたさですか?それは飼い主さんのせいじゃないですよ!私が伺ったワンちゃんの一番お年寄りは17歳です(笑)みなさん、悩みながら月日が流れてお年寄りのワンちゃんの問題行動を今なんとかしたいと思われるのですから。大丈夫!
飼い主さん:本日は長い時間ご指導いただき、本当に有り難うございました。 私達の何気ない言動がコタローのストレスになっていたとは、知らなかったとはいえ可哀想なことをしていたと思いました。 レッスンを経て、コタローが来客に対してピクリとも反応しなかったあの瞬間、本当に涙が出てしまいました。
お二人がお帰りになってからのコタローはそのままのお利口ぶりです。 私達が夕食を食べている途中、誰も座っていない私の隣の席に、忍者のように音もなく飛び乗ってきたので、「バァ~」と言ったところ、「ハイハイ、すみませーん」という感じで、慌てて下りていきました。その後は私達には近づかず、サークルの中やクレートに入っておとなしくしていました。 次男が8時頃帰ってきたので、玄関の扉が開く前にバァ~をしたところ、全く吠えずに済みました。次男だとわかると、一目散に彼の足元に隠れ、まるで「ママとバアバが今日は変なんだよ~、助けてよ~」と言っているように見えて笑えました(^_^;) いつも食後は私の腕の中でウトウトしていたのですが、今日はクレートの中で寝てしまいそうです。 明日の朝、今日のことを覚えているのか心配ですが、頑張って明日からも「バァ~」をしたいと思います。 本日は本当に有り難うございました。また報告いたします。
飼い主さん:川添さん、こんばんは。 まだ夢を見ているような気分です。 長いお返事を有り難うございました。川添さんのメールはとっても励みになりますので、またご報告させて頂きます。昨日、そして今日のコタローもお利口さんです。あのけたたましいコタローの無駄吠えがピタッと無くなったので、ご近所の方はきっと首を傾げていると思います。
トレーニングの日の翌朝、母が雨戸を開けようとしたとき、トボトボと窓の方に近づいていきました。私が小さな声で横からバァ~を言ったら、「おっと!そうでした😅」という感じで、くるっと向きを変えて離れていきました。スゴーイ‼️母と顔を見合せガッツポーズです。バァ~の威力は一晩たっても健在でした。母も段々バァ~を言えるようになってきて、私が仕事に行っていた間も、人の気配に全く反応せず、吠えずに過ごせていたそうです。クレートが気に入ったようでよく入っています。毎週木曜日のお昼頃、生協の配達のトラックが家の前に停まると吠えまくっていたコタローが、今日は1度も吠えず、お布団の上で寝そべっていました。 ストレスが無いって幸せですね❤️ タイから帰ってきた夫には、「ワン」と一声だけ鳴きましたが、吠えたというより「お帰り♪」と挨拶してくれた感じでした。すぐにバァ~と言われて奥に引っ込んでしまいましたが💦 夫もコタローの変化に驚いていて、今度からはスーツのままでもリビングに顔を出せそうだと喜んでいました。
お陰さまで、コタローの無駄吠えは 家の中ではほぼ完璧になくなっています。 宅急便の人が来ても、お迎えの家にリフォーム業者が出入りしても、全く興味を示さず、窓の方にも寄り付きません。 家族が帰ってくるときは、一瞬ピクッとしますが、バァ~をしておけばその場を動きません。 そして昨日、何より感心したのは、スリッパをくわえて走り回るあのイタズラを、バァ~で撃退出来たことです。最近おとなしくて心配になるほどでしたが、徐々に普通になってきて、久しぶりに私のスリッパをくわえてお布団に持っていこうとしていました。すかさず大きな声でバァ~をすると、その場でスリッパを口から落とし、ピタッと立ち止まりました。以前だと、家の中を何周もして追いかけ回り、最終的にはチーズなどのオヤツで交換するという、時間も労力もいる迷惑なイタズラでしたが、バァ~の威力をあらためて実感しました。
一週間経って、おとなしかったコタローにもそろそろリーダー奪還?の行動が見え始めてきました。 誰も見ていないうちにソファに乗ることを覚え、ちゃっかりお昼寝したり、夜もそこで寝てしまいます。 高さのあるイスの方に上がりそうなときは厳しくバァ~をしていますが、ソファに関してはついつい私達が甘くなってしまいました。 ただ、ソファでコタローがおとなしくしてくれると私達も癒されるので、問題行動が増えないようなら、このまま様子を見ていきたいと思います。 昨日のお昼頃、保険会社の女性が玄関のチャイムを鳴らし、部屋には入らず玄関先で10分ほどお喋りしていきました。 玄関のドアを開ける前に軽くバァ~と言っておいたところ 、コタローはソファの上で気持ち良さそうに寝たままでした。あとで顔を覗きこむと「別に僕は気にしてなかったよ」というような目でチラッとこちらを見たので嬉しくなりました。今のところいい調子です。(^_^)v この一週間、何となくいじけて元気がないように見えていたコタローが元の明るさと元気を取り戻したようで今日はとっても嬉しいです。 油断してリーダーの座を奪還されないように今後もバァ~を連発します‼️
その後お変わりございませんか? お陰さまで私達はコタローの無駄吠えから解放されて、平穏な毎日を送らせて頂いています。 少し間が空いてしまいましたが、最近のコタローの様子をご報告します。 ときどき「キャン!」と吠えてしまうことはありますが、いわゆる無駄吠えは殆どなくなっています。 特に助かっているのは宅急便や生協が来たときです。玄関に誰が来てもリビングで静かに過ごせています。 家族が帰ってきたときは、チャイムが鳴る少し前に察知し、リビングのドアの手前で尻尾を振ってお迎えのスタンバイをしている姿がとても可愛いです。
こんばんは。 コタローがトレーニング後、初めてお客様をお迎えした報告です。 まず結論から言いますと「まずまず成功」でした。 予めクレートに入れておき、チャイムが鳴る頃からバァ~を何回か聞かせておきました。お客様が部屋に入ってきて来てから数分後、私がお茶をいれているときに「わん!」と 一度小さく 吠えましたが、すかさずバァ~をしたところ、その後はほぼおとなしくしていました。 時々「クゥ~~ン」というような甘い声が聞こえましたが、お喋りをしていたので無視していました。 クレートは私達から横向きに見えるように置いたので、時々こちらの様子を見ていることは分かりましたが、二時間ほどしてから覗きに行くと扉にお尻を向けて寝ていたようです。 クレートから出したらどうなるかも興味があったので、リードをつけて部屋に出してみました。 「オシッコする?」とトイレに誘うと、期待通りにオシッコをしてくれたので驚きました。 リードを引いてお客様の方に連れていきましたが、小さな唸り声を出しながら、尻尾を内側に丸めたり下向きにした状態で落ち着かない様子で部屋をウロウロ歩いていました。 ソファの影に隠れたり、襖の影に隠れたり、出来れば構わないでほしいという態度でした。
犬好きの方だったので、「こっちにおいで!」とか、「大丈夫よ!」と何度も声をかけてくださったのですが、最後まで警戒したままで、時々吠えそうになるのをバァ~で制止していました。 途中その方がトイレに立たれたときと、帰りに玄関へ向かった時も、一声ずつ吠えてしまいましたが、バァ~で制止することができました。 そのお客様とは散歩の途中でよく会うのですが、いつも狂ったように吠えるコタローしか見たことがありませんでした。 「見違えるほどおとなしくなったじゃない!?こんなにカワイイお顔だったのね(笑)」と感心してお帰りになりました。 クレートから出さなければ、いつまででもお喋り出来そうな感じだったので、これからはお友達や親戚を誘えると母も大変喜んでいます。 まだ少しだけ吠えてしまうのと、外に出すと唸ってしまうのは課題ですが、9日の大事なお客様の時には何とかなりそうだということが分かったのでホッとしました。
10月10日に初めてお会いしたときの、あの吠えまくったコタローに比べれば、相等良い子になっていると思うのですが、いかがでしたでしょうか? 翌日、早速お散歩の練習に出かけてみました。 ゆっくり歩くというのがなかなか難しく、前回よりは少し早足になってしまいましたが、意外に楽しくお散歩することが出来ました。 途中、近所の方に遭遇してしまい、教わった通りに「こんにちは。」とご挨拶しながら、少し早足で通りすぎました。いつもは「うるさくてスミマセン💦」としか言えないのに、吠えたり唸ったりせずに無事に通りすぎることが出来、その方に見えないところで思わずガッツポーズをしてしまいました。 立ち話はまだ無理かもしれませんが、この程度なら何とかやり過ごしながら楽しくお散歩が出来そうな気がします。
昨日は私の友人に協力してもらい、2階のリビングでお客様と過ごす練習をしました。 予めなるべく声をかけたり見つめたりしないように頼んでから、コタローをそっと2階に連れていきました。なかなか彼女のそばには近寄らず、様子をチラチラ見ながらドアの向こうやキッチンをウロウロし、 時々文句?を小声で言っていましたが、 吠えたり唸ることはなく、静かに過ごしてくれました。 友人にフードやキュウリを床に落としてもらいましたが、彼女が落としたものは食べず、私が落としたものだけ食べていました。 食いしん坊のコタローですが、食べ物でつるのはなかなか難しいようです。 15分ほど観察しても尻尾が下がったままだったので、「じゃあ、下に帰ろうか?」とコタローに声をかけると、尻尾を振っていそいそと階段の方に歩いていったので友人と二人で笑ってしまいました。 彼女も吠えていないコタローを見るのはほぼ初めてでした。私がいつも悩んでいることを知っていたので「本当に良かったね」となぜか涙ぐんで喜んでくれました。
今日は静岡から大事なお客様がいらっしゃいました。始めからずっとクレートに入れていたので、お帰りなるまでコタローの存在を殆ど気にすることなく過ごすことが出来ました。 こんなに安心した気持ちでお客様をお迎えできるようになるとは、1ヶ月前は思ってもみませんでした。 本当に川添さんのお陰です。ありがとうございます。
ご無沙汰しております。 寒さが厳しくなってまいりましたが、お元気にお過ごしでしょうか。 私達はコタローがお利口になったお陰で穏やかな毎日を送っております。 無駄吠えが殆どなくなったり、いたずらやベランダに飛び出すようなことがなくなり、お散歩でもお行儀よく歩いてくれるので、益々コタローを愛おしく思えるようになりました。 先月末に息子の彼女が家に遊びに来ました。今までにも何度か会っていて、毎回ひどく吠えてしまって申し訳なかったのですが、今回は少し唸るだけで、最後は彼女の手からおやつ(カナガンのドライフード)を食べることも出来て大進歩でした。 ご近所への後ろめたさもなくなり、母は本当に喜んでいます。
毎日忙しくお過ごしのことと思います。 先日はルナちゃんのお陰でとても有意義な1日を過ごさせて頂きありがとうございました。 その後あまり他の犬とすれ違う練習は出来ていないのですが、今日は嬉しい報告があります。 実は10日に川崎で親戚のお葬式があり、山形から母の弟夫婦が上京したので我が家に一泊してもらったのです。 数時間の来客は何度かチャレンジしていましたが、お泊まりはどうかなぁと少し心配でした。 でも、最初にハウスに入れておき、雰囲気に慣れたところでそっと出してやると、一度も吠えず穏やかに過ごすことが出来たんです。 翌朝も朝食が済むまでハウスに入れておいて、その後は出してもずっと落ち着いていました。 吠える犬として親戚中で有名だったコタローの変化に叔父さん夫婦もビックリしていて、母は「コタロー凄いね!川添さんのお陰だねぇ!」と感激していました。 ハウスをうまく使えば来客時に慌てなくても済むことが分かったので、この調子で今週末の箱根のお泊まりも穏やかに過ごしたいと思います。 全国のお困り飼い主さん達にも、川添さんの指導の効果をお知らせしたいくらいです。 お泊まりの報告も楽しみにしていてください。
ついに念願の「コタローと母と一泊旅行」に行ってきました~🎶 今回泊まった箱根ハイランドホテルのドッグフレンドリールームは各部屋の防音設備も完璧らしく、他の部屋の犬の声や気配を全く感じることなく、コタローは落ち着いて過ごすことが出来ました。 チェックインはお部屋にホテルの方が来てくれるといういきなりの試練で、車からクレートに入れたまま部屋に移動し、手続きや説明が終わるまで母がクレートの前でピローをちらつかせて構えていました。 小さな声でしばらくクークーいっていましたが、ホテルの方に「ずっと吠えていたり、走り回っている中でお話しすることもあるので、全然お利口な方ですよ」と誉めてもらいました。😅
あいにくのお天気でしたが、ラッキーなことに私達がホテルに着いた頃には雨が止んでいて、ダメもとで見に行った整備したばかりの広いドッグランには誰もおらず、完全貸しきり状態で満喫することができました。 ノーリードであんなにかっこよく走るコタローの姿を見たことがありませんでした😆 ひとしきり遊んだあとは、緑の多い広い敷地を夫と母と3人で散策したのですが、途中出会ったトイプードルに少し反応した程度で、ほぼノンストレスでお部屋に戻ってきました。 雨上がりのドッグランで泥だらけになっていましたが、お部屋のバスルームにはワンちゃん専用の猫足付の可愛いバスタブや、ワンちゃん専用のドライヤーもあって、夫に写真や動画を撮られながら、シャンプーしてきれいになりました。
夕食は部屋に運んでもらうのですが、レストランから予め電話をしてもらい、直前にクレートの中で待機させておとなしく待つこと後出来ました。 食事中はクレートから出してやりましたが、家でも私達が食べている間は少し離れた所で過ごせるようになっていたので、目の端でコタローを観察しつつ、ゆっくり食事を楽しむことが出来ました。 最後にデザートを運んでもらったときも、またクレートに入れましたが、ホテルの方に記念写真を撮ってもらうことをお願いし、思いきってコタローを出してみました。意外にも1度も吠えることなくおとなしく写真におさまってくれました。
夜はどこで寝かせようか色々考えたのですが、母と私のベッドをぴったりとくっつけて、間にバスタオルを何枚か敷いてやったところ、「もちろんここだよね?」というようにベッドに乗ってきて、母と私の間で朝までおとなしく寝てくれました。 私はコーヒーを飲みすぎたせいか、なかなか寝つけなかったのですが、DVDでお見せした前回のお泊まりの苦い経験を思い出したり、夜中に母とコタローの寝顔を見ながら胸がいっぱいになり涙が溢れてきました。
帰りの車の中では、もう帰るということが分かっていたらしく、行きの時よりもおとなしくしていました。 家に着いてからも普段通りで過ごし、今回は全員ぐったりということはなく、まだ今でも幸せな気分を噛みしめながら過ごしています。
昨年10月、川添さんの指導を受けて、いつか母とコタローとお泊まりに行けるようになることが目標でした。 ですから今回の旅行は卒業試験的なもので、どうしても成功させたいと思っていました。 父が亡くなってから大好きだった旅行にも行かず、一人では外出もあまりしなくなってしまった母が「あのコタローがこんなにお利口になるなんて、ちょっと信じられないねぇ!また来たいね~🎶」を連発しながらニコニコしているのを見て、親孝行も出来たなぁと嬉しく思っています。 他の犬や近所の特定の人に合ったときの対応など、まだまだ課題はありますが、とりあえずの目標はクリア出来たので、ひとまず卒業できたと思ってもよろしいでしょうか
川添さんに出会えたことで私達家族の人生が変わったと言っても過言ではありません。恐らくコタローがあのままの状態で吠え続けていたら、母の寿命は確実に短くなっていたと思います。 全国にいるお困りの飼い主さんが、私達のような幸せな気分になれるようにこれからも是非頑張ってください。 川添さんの健康と益々のご活躍をお祈りしております。